みそ本来の味わいを毎日の食卓に。
生糸蔵で静かに熟成する天然醸造のマツカメみそ。
信州岡谷、諏訪湖畔の気候風土が
香りに、味に息づいています。
みそは柔らかく煮てつぶした大豆に麹、酵母、食塩を加えて樽に仕込み、熟成させてつくります。
この熟成の過程を天然の環境でおこない、じっくりと時間をかけて寝かすのが「天然醸造」です。季節により発酵のスピードを変えながら、ゆっくりと仕上がっていく間に風味が深まり、「塩なれ(アミノ酸の結合により塩味がまろやかになる)」が起こるのが特徴です。
マツカメみそは天然醸造で製造しています。
マツカメみその本社・工場がある長野県岡谷は標高780m、年間平均気温9.3℃。冬の寒さ、夏のさわやかさを自然の醸造環境として生かし、創業当初から天然醸造を続けています。
樽に仕込まれたみそが長い熟成の時を過ごす醸造蔵は、明治時代以来の生糸蔵。頑健な構造と分厚い屋根・壁が急激な温度・湿度の変化、陽射し、振動など外部からの刺激を遮断します。
「発酵」という神秘の営みを信じ、人がそのサポートをするという昔ながらの醸造方法を今に伝え、伝統の味わいを生み出しています。
マツカメみその熟成期間は平均して8~10ヵ月。2年、3年と超長期熟成することもできますが、弊社では1930年代の創業以来ご愛顧くださっている首都圏のお客様がお好みになる「信州みそ」の色合いと風味が、もっともバランスよく息づく仕上がりで出荷しています。
これは地球温暖化にともなう気象変化などを加味し、試行錯誤の末に見出した仕上がり加減。みそそのものの適度なコクにくわえ、さっぱりとした後味と、さまざまな料理を引き立てる調味料としてのおいしさが、「マツカメみその個性」としてご好評をいただいています。
天然醸造のみそは香りに深みがあります。まず生の状態で香りをお確かめください。少量舌に載せていただくと、ほどよく「塩なれ」したみそのやさしい味を舌にお感じいただけることと思います。そしてなによりみそ汁で風味をお楽しみください。天然醸造みそだけが持つ、“時の妙”ともいえる天然のうまみをご実感ください。
自然の力にゆだねつつ
時代のニーズに応えるみそをつくり続けています
じっくりと時間をかけて熟成したみそは香り高く、湯をそそぐだけでもおいしいみそ汁になるほど深いうまみを宿しています。ぜひ多くの方々に召し上がっていただきたいと思います。 自然の大きな力にゆだねる天然醸造の伝統を守りながら、衛生環境や品質管理などの面で時代のニーズにしっかりお応えする製品をつくることが私たちの使命。職人の誇りと技術者の知見をもって、マツカメみその製造に情熱をそそぎ続けます。
1987年に入社以来みそづくり一筋。2011年6月より工場長。2012年3月【信州味噌の名工】受賞
フリーダイヤル:0120-787-611
(平日9~17時)
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